名古屋市守山区の住宅にて分電盤交換及び200Vエアコン専用回路の増設工事を行いました。
分電盤交換のご依頼は、家電量販店にて200Vエアコンを購入し、現地調査の際にエアコン業者さんから200V専用回路がないので電気工事店に頼んで下さいと言われたからです。
こちらの住宅は築50年程で、当時はエアコン専用回路の概念がなく、このような場合は下記工事が必要となります。
・分電盤に200Vの専用ブレーカーを設ける。(画像のように電線で組まれている盤でも単相3線式で引き込みがされていれば電気屋なら簡単に200V回路を作れます)
・各部屋にエアコン専用回路がないため、分電盤からエアコン設置場所まで配線をして200Vコンセントを設置する。
お客様には分電盤を交換する必要はないことを伝えましたが、漏電ブレーカの誤作動がたまに発生する、ブレーカーも相当に古い、などの理由により分電盤交換も希望されました。
分電盤交換費用 55,000円(税込)
交換する分電盤はパナソニック製BQR84102(漏電ブレーカ40A、子ブレーカ10個、予備スペース2個)です。
交換費用は電力会社申請(契約ブレーカ撤去、設備改修)、取替え費用、既設盤処分費、消費税など全てを含み、55,000円(税込)でした。
木箱の中に組まれた盤は外に設置となります。今回は木板をあてて分電盤を設置します。
このような場合は幹線、分岐回路のケーブルを延長する工事が発生します。
分電盤取替えが完了しました。事前に回路名称が分かれば回路名称を印刷することができます。今回は分電盤交換前に回路調査を行ったため、付属のシールにて回路名称を表示しました。
この度は分電盤交換のご依頼ありがとうございました。
株式会社電恵は古くなったから交換したい、回路が足りない、エアコンを購入したがこの盤では工事できないと言われたなどで分電盤交換を費用明確に行っております。