名古屋市緑区の集合住宅にて家庭用分電盤の交換を行いました。
築35年以上の住宅は、漏電ブレーカが設置されていない分電盤が多々あります。漏電は外部の照明器具、コンセントやスイッチ、洗濯機や電子レンジなどの機器でまれに漏電が起こりますが、漏電ブレーカが設置されていれば電源を遮断して守ってくれるので安心ですね。
今回の分電盤交換費用は38,000円(税込)でした。この費用には盤本体、取替え工事費、既設盤処分費など全てが含まれています。
分電盤交換前
主幹:契約ブレーカ30A、子ブレーカ20A×5個
分電盤交換後
主幹:漏電ブレーカ30A、子ブレーカ×6個
分電盤交換 工事の流れ
分電盤を交換するには中部電力へ申請が必要となります。分電盤を交換する場合の工事の流れを簡単に書きます。
1、工事のご依頼を頂く
2、中部電力へ分電盤交換の申請を行う
3、申請が受理され、工事日を決定する(ご依頼から工事日決定まで約1週間かかります)
4、分電盤交換工事を行う(工事所要時間は1時間~2時間程、工事中は停電となります)
5、中部電力による分電盤の検査(分電盤を検査するため、お客様のお立合いが必要です)
上記のように工事を進めます。
名古屋市緑区×分電盤交換 施工状況
中電さんに停電の予約を入れてあるので、遠隔にてスマートメータで電気を止めてもらいます。便利ですねー。
電気が止まったのをテスターで確認して既設分電盤を撤去します。
回路数が少なめなので、撤去は10分程で終わりました。
真っすぐに撮影しているつもりですが、いつも写真が傾いてしまいます。
新しい盤を壁に取付けます。今回のようなコンクリート壁の場合は振動ドリルでネジ用の穴を明けますので、騒音が発生します。
壁に設置したら幹線の一次側接続と子ブレーカの二次側とアース線を接続して工事完了です。
名古屋市緑区のS様、今回は分電盤交換のご依頼ありがとうございました。
また、既設回路のチェックを手伝って頂き、ありがとうございました。
愛知県春日井市の電気工事屋【電恵】は、漏電ブレーカのない分電盤、かみなりや地震時にあんしんな分電盤の交換を費用明確にて行っております。